行政書士伊藤りょういち事務所

個人間売買での名義変更、名古屋での注意点とリスク 個人取引でのトラブル事例と回避方法を解説

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個人間売買での名義変更、名古屋での注意点とリスク 個人取引でのトラブル事例と回避方法を解説

個人間売買での名義変更、名古屋での注意点とリスク 個人取引でのトラブル事例と回避方法を解説

2025/08/16

こんにちは、行政書士伊藤りょういち事務所の伊藤です。私たちの事務所は、名古屋を中心に車庫証明や自動車登録の手続きを専門にサポートしています。今回は、個人間売買での車の名義変更について、名古屋特有の注意点とリスクを詳しく解説します。また、個人取引でよく起こるトラブル事例とその回避方法も紹介します。個人売買はコストを抑えられるメリットがありますが、手続きのミスやトラブルが起きやすいため、事前の知識が重要です。この記事が、名古屋で車を売買する皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

個人間売買での名義変更とは?基本的な手順を解説

個人間売買で車を譲渡する場合、名義変更(移転登録)は必須の手続きです。これを怠ると、売主に自動車税が請求されたり、事故の責任が及んだりするリスクがあります。名古屋での名義変更は、管轄の運輸支局で行います。以下に、手順をステップバイステップで説明します。

まず、必要書類を準備しましょう。基本的な書類は以下の通りです:

  • 車検証(自動車検査証):元の所有者のものが原本で必要。
  • 譲渡証明書:売主が作成し、実印を押印。国土交通省の様式を使います。
  • 印鑑証明書:売主と買主の両方が必要。3ヶ月以内に発行したもの。
  • 委任状:代理人が手続きする場合、売主・買主の実印を押したもの。
  • 車庫証明書:買主の新しい車庫が証明されたもの(名古屋では必須で、1ヶ月以内の有効期限)。
  • 自賠責保険証明書:名義変更と併せて変更が必要。
  • 住民票:住所変更がある場合に必要。

これらの書類を揃えたら、愛知運輸支局へ行きます。住所は名古屋市中川区北江町1-1-2で、平日8:45~16:00が受付時間です。手続きの流れは:

  1. 書類の提出:窓口で申請書(OCRシート)を記入し、書類一式を提出。
  2. 手数料の支払い:普通車の場合、登録手数料500円+ナンバープレート代(変更時1,980円)。
  3. ナンバープレートの交換:地域が変わる場合、新しいナンバーを取得。
  4. 完了:新しい車検証が発行されます。通常、1日で完了しますが、混雑時は数日かかることも。

軽自動車の場合、手続きは軽自動車検査協会名古屋事務所で行い、手数料が無料になる点が異なります。ナンバープレート代は2100円。個人間売買では、売主と買主が一緒に手続きするのが理想ですが、委任状で代理可能。名古屋では車庫証明が厳しくチェックされるので、事前に警察署で取得しておきましょう。

 

 

名古屋での名義変更の注意点

名古屋で個人間売買の名義変更をする際は、地域特有のルールに注意が必要です。まず、車庫証明の取得が欠かせません。名古屋市内は駐車場規制が厳しく、車庫証明なしでは登録できません。車庫証明の申請は、車庫所在地の警察署で行い、必要書類は所在図・配置図・使用承諾書など。取得まで約3~5日かかるので、余裕を持って準備を。

また、書類の有効期限に気をつけましょう。印鑑証明は3ヶ月、車庫証明は1ヶ月以内です。これを超えると再取得が必要になり、手間が増えます。名古屋運輸支局は混雑しやすいため、午前中を検討してください。住所変更が伴う場合、住民票の移転も同時進行で。名古屋市外から引っ越す買主は、旧住所の抹消登録も忘れずに。

さらに、環境規制として、名古屋市内ではディーゼル車の排出ガス基準をクリアする必要がある場合があります。古い車を売買する際は、事前に確認を。個人売買では、これらの手続きを自分で行うため、ミスが起きやすい点が注意点です。行政書士に依頼すれば、書類作成から提出まで代行可能で、時間短縮になります。

 

 

 

個人間売買のリスクとは?

個人間売買の最大のリスクは、プロの仲介がないため、情報の非対称性が生じやすいことです。具体的には:

  • 盗難車や事故車のリスク:買主が知らずに盗難車を購入すると、没収される可能性。事故歴を隠された場合、修理費がかさむ。
  • 名義変更の怠り:売主が名義変更を怠ると、自動車税や違反金の請求が来る。買主が変更しない場合、売主に責任が残る。
  • 料金の不透明さ:相場より高く買わされたり、追加費用が発生したりする。
  • 法的トラブル:契約書がないと、口約束で争いが起きやすい。

名古屋では、都市部特有の駐車場不足がリスクを増大させます。車庫証明が取れなければ登録できず、売買が無効になるケースも。リスクを最小限にするには、事前の車両検査と契約書の作成が鍵です。

 

 

個人取引でのトラブル事例

実際に起きたトラブル事例をいくつか紹介します。これらを知ることで、予防につながります。

  1. 代金未払いの事例:知り合い同士で車を売却後、買主が分割払いを約束したが、支払いが滞った。売主が訴訟を起こすが、契約書がないため証明が難航。
  2. 故障発見の事例:引き渡し直後にエンジン故障が発覚。売主は「現状渡し」と主張したが、買主が隠ぺいを疑い、返金を要求。結果、修理費を折半するも関係悪化。
  3. 名義変更未了の事例:買主が名義変更を忘れ、売主に自動車税納付書が届く。買主と連絡がつかず、売主が自費で手続き。
  4. 盗難車の事例:オークションサイトで購入した車が盗難車と判明。警察に没収され、買主は代金を失う。
  5. 書類不備の事例:印鑑証明の有効期限切れで運輸支局で受理されず、再申請で数万円の追加費用。

これらの事例は、個人売買の気軽さが仇になる典型例です。特に名古屋では、手続きの複雑さから書類トラブルが多い傾向にあります。

 

 

 

トラブル回避方法のポイント

トラブルを避けるためには、以下の方法を実践しましょう。

  • 売買契約書の作成:詳細な条件(価格、支払い方法、車両状態、瑕疵担保責任)を記載。テンプレートを使い、双方署名・捺印。
  • 事前検査の実施:第三者機関で車両状態を確認。事故歴やメーター改ざんを防ぐ。
  • 支払いの安全確保:全額入金確認後に引き渡し。分割の場合、担保を設定。
  • 名義変更の確認:手続き後、車検証のコピーを共有。期限を設定して督促。
  • 専門家の活用:行政書士や弁護士に相談。名古屋では車庫証明代行サービスが便利。
  • 相談機関の利用:トラブル時はJPUC(日本自動車購入協会)や国民生活センターへ。弁護士介入で解決。

これらを守れば、リスクを大幅に低減できます。個人売買は魅力的ですが、不安ならディーラー経由をおすすめします。

 

 

まとめ:安全な個人売買のために専門家を活用しよう

個人間売買での名義変更は、コストメリットがある一方で、名古屋の厳しい車庫証明ルールや各種リスクが伴います。トラブル事例から学べるように、契約書作成と事前確認を徹底してください。もし手続きが不安なら、行政書士伊藤りょういち事務所にご相談を。私たちは車庫証明から名義変更まで、迅速に代行します。名古屋市内対応で、オンライン相談も可能です。お気軽に連絡ください(TEL: 052-387-7676)。安全なカーライフをサポートします!

 

 

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この記事が、愛知県で自動車登録を進める方の参考になれば幸いです。素敵なカーライフのスタートを、行政書士伊藤りょういち事務所が全力でサポートします!

 

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